2025年12月10日

【DVD鑑賞】シャープ・オブジェクト/KIZU-傷-

シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件 ブルーレイ コンプリート・ボックス (2枚組) [Blu-ray] - エイミー・アダムス, パトリシア・クラークソン, クリス・メッシーナ, マット・クレイヴン, エリザ・スカンレン, ソフィア・リリス, ジャン=マルク・ヴァレ, ギリアン・フリン, ジェイソン・ブラム, エイミー・アダムス, エイミー・アダムス
シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件 ブルーレイ コンプリート・ボックス (2枚組) [Blu-ray] - エイミー・アダムス, パトリシア・クラークソン, クリス・メッシーナ, マット・クレイヴン, エリザ・スカンレン, ソフィア・リリス, ジャン=マルク・ヴァレ, ギリアン・フリン, ジェイソン・ブラム, エイミー・アダムス, エイミー・アダムス

シャープ・オブジェクト/KIZU-傷-
 制作年  2018年
 監督   ジャン=マルク・ヴァレ
 出演   エイミー・アダムス、パトリシア・クラークソン、
      クリス・メッシーナ、エリザ・スカンレン、ソフィア・リリス
      マット・クレイヴン、エリザベス・パーキンスほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  DVD形式 2019年4月10日(前編)
       〃    2019年4月14日(後編)
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2025年10月


 たまには好きな女優の作品を観ようと検索。
誰かというとソフィア・リリス。
2024年6月に「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年)」を観て以来になる。
前月(2024年5月)に観た「ノット・オーケー(シーズン1)(2020年)」ともども欲求不満が募った作品。
前者は役柄に不満、後者はコロナ禍の影響でシーズン1で終了したこと。
役柄的には良かっただけに、欲求不満度は大きかったかな。
そして本作。
うーん、主人公のカミールの少女時代を演じているのだが…
まことに残念、登場場面が少なすぎ。
おまけにフラッシュバック的なえいぞうばかりで…つまんないなぁ。
とは言え、作品自体はとても見応えがあった。
さすがエイミー・アダムス、パトリシア・クラークソン。
両者の好演が光る。

録画予約動機の記録を始めたのが2021年5月からなので、本作は記録がない。
今回は録画予約サイトでソフィア・リリスを検索したわけだが、彼女を意識したのは「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年)」から。
観賞は2020年7月。
なので本作を録画した2019年4月時点では(予約は、もう少し前だ)、ソフィア・リリス狙いではない。
タイトルとエイミー・アダムスが狙いだったことは間違いない。
ただTVドラマだったので、ちょっと嫌な感じがしたかも知れない。
TVドラマって、あんまり好きじゃない…
鑑賞まで時間がかかったのは、そのせいかも知れない。
ま、録画したことすら忘れていたけれど

さて物語。
嫌いじゃない内容だった。
展開のテンポ(かなりゆっくり)、陰鬱な雰囲気が、どこか「ツイン・ピークス(1990年)」を思い起こさせた。
猟奇的な殺人事件だし、田舎町の事件だし。

主人公のカミール・プリーカー(エイミー・アダムス)は、生まれ故郷で起きた小さな殺人事件の取材を命じられる。
事件の取材を通じて彼女は故郷と家族をを捨てた過去に向かい合う。
まぁ、大雑把に言うとそういう流れなので、少しサイコなサスペンスかなと思って観始めた。

物語では3人の少女が死ぬ。
1人目はカミールの妹のマリアン。
彼女が少女時代に病気で亡くなったようである。
2人目は取材事件の少女、アン。
一年前に何者かに殺害された。
そして3人目は、カミールが田舎に戻ってから行方不明となり殺害された。
遺体はメインの通りから横に入った建物の窓際に、人形のような姿で発見された。
歯が抜かれていた…

まずカミール。
アルコール依存に苦しんでいるようだ。
自傷の癖もあり、その原因がフラッシュバックの映像で描かれる。
だが短すぎて、よく分からない。
後の展開から高校のチアリーダーをやっていた頃、集団レイプされた体験からのようだ。
他に母親との確執もある様子。
母親のアドーラ(パトリシア・クラークソン)も変わり者って感じ。
変わり者というか、変質者の匂いがするな。
異常性格者というのか…
他に再婚した夫と異父妹のアマ(エリザベス・カレン)がいる。
彼女も二重性各社のような側面があって、とにかくカミールの家族関係は異常って感じ。

全8話、丁寧に描かれるのはカミール自身と、その異常な家族関係。
これはマリアンの死の謎に迫ってゆく意味合いもある。
病死だと思われていたマリアンだったが…

同時に、かなりゆっくりと殺害された二人の少女の犯人にも迫ってゆく。
この遅々として捜査が進展しない描写は、2時間の映画に慣れた者には辛い面もある。
まぁ、しかし主たる要因は警察署長のビル(マット・クレイヴン)とカンザスからやって来た若い刑事リチャード(クリス・メッシーナ)の確執かも知れない。
この署長、たぶん何か隠してる。
アドーラとも関係ありそうだし…
そうそう、アドーラは町の有力者でもある。
町の唯一の産業、養豚加工の実質的な経営者なのだ。
彼女も親から虐待を受けていた。
彼女の異常性は、そのような背景もあるんだろうな。

結局、親から虐待を受けた(肉体的、精神的)娘たちの物語。
立ち直れたのは体中に自傷痕を残して家族を捨てたカミーラだけ。
家族って、面倒なものだな。

そしてサスペンス面では、意外な犯人が浮かび上がる。
ま、途中で怪しいなとは思ったのだが…
ナタリーの歯を抜いたことや、街中に遺体を運んだ謎が分からなかった。
単独では無理なんじゃないかと。
誰か共犯者がいるのか?
ははぁ、なるほど、そういういこよかと思った。
そう、犯人はアドーラ。
彼女は代理ミュンヒハウゼン症候群を患い、マリアンやアマに毒を盛っていた。
娘たちを甲斐甲斐しく看病することで、さすがアドーラは賢母だと評価されたい。
そういう病気ってあるんだ。
共犯者は夫。
こいつも、なんとなく怪しかったからな。

母が代理ミュンヒハウゼン症候群であることを知ったカミーラが、自らも犠牲になって異常な犯罪を解決に導く。
だが、映像はここで終わらない。
大丼出返しが待っていた!
アマとセントルイスで一緒に暮らすことになったカミール。
アドーラが裁判で無罪を主張する映像。
セントルイスに向かうため刑務所に収監されているアドーラと別れを惜しむア。
ん?なんか変じゃね?

それでもセントルイスで平和に暮らし始めるアマとカミール。
新しい友人もできたようだ。
うーん、幕引きまでが長いな。
アソーラが逮捕だれたところで終わったほうがすっきりするのに…
なんて思っていたら、びっくり仰天!
こりゃ、どう考える?
もう一度、事件を振り返る…そうかなぁ、ちょっと腑に落ちないけれどエンドロールの映像は間違いないもんな。

やっぱりカミールの家族は異常だ。
根源は祖母ってことか。


無料アクセスカウンター無料アクセスカウンター
posted by gattenshochi at 20:35| Comment(0) | TVドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください